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ちゃんと知ってる?脂肪燃焼のメカニズム

ダイエットをしていると、「脂肪を燃やす!」「脂肪燃焼に効果的!」
という言葉をよく耳にすると思います。
また「脂肪を燃やす!」とダイエットに励んでいる方も多いでしょう。
でも、この「脂肪燃焼」って体の中でどのように行われているか
ご存じですか?
今回は、その「脂肪燃焼」のメカニズムについて詳しく
解説したいと思います。
これを知れば、ダイエットの効率が一気にアップしますよ。

■「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」

私たちが「脂肪」」と呼ぶものには「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の二つの種類が存在します。
このうち、「白色脂肪細胞」は食事から摂取し、消費されなかった余分なエネルギーを中性脂肪として蓄えておく、脂肪細胞です。
この白色脂肪細胞は体の中でも下腹周辺、太もも、背中、二の腕などに多く存在しており、内臓を覆っている腸間膜にも存在します。
身体表面にあるのは「皮下脂肪」、内臓周辺に存在するのは「内臓脂肪」と呼ばれます。
もう一方の褐色脂肪細胞は、体の中に蓄積された余計なカロリーをエネルギーとして燃焼させる働きがあります。

■脂肪燃焼には多くのプロセスがある

体に蓄積された脂肪のことを「中性脂肪」と呼び、中性脂肪の中には、皮膚組織の下につく「皮下脂肪」と内臓の周りにつく「内臓脂肪」があります。
実は、これらの中性脂肪がエネルギーとして消費される=燃焼されるには、以下のようなプロセスがあります。
 
⑴運動や空腹により、アドレナリンや成長ホルモン=脂肪動員ホルモンが分泌される
⑵褐色脂肪細胞が活発になり、中性脂肪を分解する酵素のリパーゼが生成される
⑶リパーゼが血液により運搬され、白色細胞に届く
⑷中性脂肪が「グリセロール」と「遊離脂肪酸」に分解されて血液中に放出される
⑸「グリセロール」と「遊離脂肪酸」が筋肉細胞に届けられる
⑹遊離脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれ、エネルギーとして代謝されていく

■脂肪を燃やすにはプロセス全てにアプローチが必要

上記で解説した通り、脂肪燃焼をするにはいくつものステップがあり、どこか一つにアプローチすればいいというわけではなく、分解から、エネルギーとして消費されるまでを経てはじめて燃焼されます。

■脂肪燃焼に効果的な運動とは

上記のプロセスを効率よく行うには、筋トレ+有酸素運動が効果的だと言われています。これは、筋トレによってアドレナリンや成長ホルモンの分泌が行われ、脂肪が分解された状態を作ることができるためです。
ジムに通っている人は早速、この組み合わせで脂肪燃焼のアプローチをしてみましょう。
 
いかがでしたか?
脂肪燃焼にはこんなにも多くのプロセスがあるなんて驚きですよね!
この脂肪燃焼のプロセスをしっかりと理解してダイエットを行うようにしてくださいね。