バキバキに割れたシックスパックは、男性であれば誰もが憧れるものですよね!
シックスパックを手に入れるために、日々、腹筋の筋トレなどをしている方も多いと思いますが、実際のところ思うような結果が出ないという方は少なくないのではないでしょうか?実は、シックスパックをつくるには、ハードな腹筋の筋トレが効果的というわけではなく、もっと大事なポイントがあります。しかし実際には、そのポイントを外してしまっている方が多いのです。そこで今回は、シックスパックをつくる方法を解説したいと思います。
自慢できる、カッコイイお腹を手に入れたいという男性は要チェックですよ!
■シックスパックは誰もが持っている
実は、腹筋(シックスパックにあたる腹直筋)は、もともと誰もが6〜8つに割れています。つまり、誰もが本来はシックス・パックを持っているということになります。
しかし、その割れた腹筋の上を脂肪が覆っているため、シックス・パックが見えなくなっているのです。わかりやすい例が、スリムな女性モデルやタレントなどのうっすらと割れた腹筋です。彼女たちは腹筋が発達しているというよりも、お腹周りの脂肪が極端に少ないため 腹筋が割れて見えるのです。
■シックスパックをつくるには、脂肪を落とすことが最優先
先に解説した通り、腹筋が割れて見えないのは、分厚い脂肪がその上を覆っているためです。「腹筋を割るには、とにかく腹筋をハードに鍛える!」というイメージをお持ちの方が多いのですが、いくら腹筋を鍛えたとしても、その上に分厚い脂肪があれば、いつまでたってもシックス・パックは隠れたままということになります。つまり、シックスパックをつくるには、何よりもまずは脂肪を落とすことが最優先になります。
■お腹の脂肪を落とす方法
それでは、お腹の脂肪を落とすための効率の良い方法を解説していきます。
運動によって脂肪を落とすには、筋トレを先にやり、その後、続けて有酸素運動という組み合わせが効果的です。これは、筋トレには脂肪分解ホルモンを分泌させる効果があり、有酸素運動には脂肪燃焼効果があるためです。有酸素運動のみの場合は、20分以上行うと、脂肪燃焼効果が高いと言われています。もし時間がない場合は、高強度のインターバルトレーニング などもおすすめです。
・睡眠をしっかりととる
お腹の脂肪と睡眠は、深い関係があります。一般的に、睡眠時間が5時間以下の人は「インスリン感受性」が弱くなるといわれています。インスリン感受性は、身体の炭水化物の処理の仕方に 関与するもので、インスリン感受性が弱ければ、インスリンの分泌が増えて、脂肪が蓄積されやすいと言われています。
また、脂肪燃焼に作用する「成長ホルモン」は、深い眠りによって多く分泌されます。
このように、睡眠をしっかりとることは脂肪燃焼につながるのです。
■シックスパックをつくるための体脂肪率
シックスパックをつくるには、どのぐらいまで脂肪を落とす必要があるのでしょうか?
ここでは、男性の体脂肪率で具体的な数字を解説します。
一般的に、男性の体脂肪率の平均は15~20%と言われています。おおよその目安として、体脂肪率が15%を切ると、うっすらと腹筋の線が浮かんできて、10%を切ると、くっきりと見えるようになります。
腹筋の割れる具合と体脂肪率は連動しており、以下の五段階に分かれると言われています。
一つの目安として参考にしてくださいね。
第二段階:体脂肪率15~18%「引き締まったお腹」
第三段階:体脂肪率10~14%「自慢できるお腹」
第四段階:体脂肪率7~9%「6パックが出来る」
第五段階:体脂肪率6%以下「バキバキのシックスパックの状態」
※この数値はあくまでもおおよその平均です。
Ryoko