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運動神経が良くできる?

野球やサッカーなど、何か子供にスポーツをさせるのは、心身ともに強い子供に育てるためにはとても良いことですよね。
そして、子供がスポーツで活躍するのはママにとって嬉しいことです。
ただ、その前に気になるのが、自分の子供の運動神経ではないでしょうか?
運動神経の高い子に育てるにはどうすればいいか、ちょっと知りたいですよね。
そこで今回は、運動神経について解説をしたいと思います。

■運動神経の良し悪しは生まれつき?

体育の授業の球技やスポーツクラブなどで、同じ運動をさせてもすぐに出来る子供もいれば
なかなか上手く出来ない子供もいます。
多くの人はこのような差を「運動神経が良い・悪い」で捉え、生まれつきのものだと考えますが、実はこの差は後天的なもので、環境要素=練習が動作のうまさを決めるという事がわかっています。
例えば、普段右手でお箸を使う人が怪我などで左手を使う練習をすればうまく使えるようになったり、
自転車に初めて乗るときにはじめは全く乗れなくても、練習をすればうまく乗れるようになったりするのが
その一例と言えます。つまり、動作のうまさというのは、基本的に後天的に獲得されるものになります。
 

■運動神経を高めるには?

運動神経の高い子供、つまり上記で解説した通り、動作のうまい子供というのは、動作のコツと呼ばれるものを
掴んでいる、つまり、うまい動作を脳の中にたくさん格納して、必要に応じて引き出して使うことができます。
この鍵となるのが「動作のプログラミング」のようなものです。
これはわかりやすく言うと、私たちは「歩く」という動作をする際、特に何も考えずに
両腕と両足が交互に動くようになっています。
この、一見「歩く」という一つの動作には「片足を前に出す」「逆の腕を出す」「出した足で地面を蹴る」というように、付随する小さな動作があり、これらは意識に上がることがありません。
これと同じく、運動やスポーツにおける動作のうまさというのは、この付随する小さな動作を意識しなくても行えるレベルまで習得することによって得られます。
つまり、一般的に言う、「運動神経を高める」というのは、動作のコツをつかみ、反復して体が覚えるまで行うことによって実現できるということになります。

 

いかがでしたか?
運動神経の良さが生まれつきのものではなないということは、子供は練習を頑張れば、運動やスポーツの上達が
出来るという事なので、ちょっと嬉しいですよね。
子供が運動があまり得意でなくても、練習環境を整えてあげて、応援してあげましょう!