たんぱく質の基礎知識

子育て 2017.5.17
たんぱく質の基礎知識

毎日の食事は、家族の健康のために大切なものですよね。
特に、お子様がスポーツをする場合、ママは基本的な栄養の知識を持っておきたいものです。その中でも特に重要なのが「たんぱく質」です。たんぱく質は身近な栄養素ですが、そのとり方にはポイントや注意点があります。そこで今回は、身につけておきたい、たんぱく質の基礎知識について解説します。

■ママが知っておくべきたんぱく質の特徴

たんぱく質は、三大栄養素の一つで、日々の健康に欠かせない栄養素です。
「筋肉の材料」としておなじみですが、体の中では、体重の約1/5を占めると言われており、筋肉だけでなく、血や爪などの材料となります。また、糖質や脂質と同じく、活動時のエネルギー源にもなります。特に、スポーツをする子供にとっては重要な栄養素とも言え流でしょう。

■たんぱく質の多い食品

たんぱく質には「植物性たんぱく質」と「動物性たんぱく質」があります。
植物性たんぱく質は大豆製品などからとることができ、動物性たんぱく質は肉や魚、卵などからとることができます。それぞれ、以下の食品にたくさん含まれています。

・植物性たんぱく質
大豆、納豆、豆乳、豆腐など
・動物性たんぱく質
肉類、魚介類、卵、乳製品など

■たんぱく質をとる上での注意点

たんぱく質は重要な栄養素だからと言って、とにかくたくさん摂取すればいいというわけではありません。以下の注意点を抑えて日々の食事に取り入れるようにしましょう。

・毎日、必要な量を目安にとる
たんぱく質は多くとりすぎても、少なくてもいけません。毎日、適切な量をとることが大事です。たんぱく質の一日の摂取量の目安は「体重×1g」と言われています。もし、ハードな運動をしている場合は、「体重×1.5g」 を目安にとるようにしましょう。

・脂質やカロリーに注意する
たんぱく質は肉や魚に多く含まれていますが、肉や魚の中には脂質も多く、カロリーが高いものもあります。例えば、肉類は部位でいうと、霜降り肉やバラ肉、魚介類はトロなどです。これらに偏ると、肥満の原因となるので注意しましょう。

・できるだけ食品からとる
たんぱく質を含む食品として、ソーセージやハムなどの加工食品があります。
これらは大変便利ですが、添加物などもたくさん含まれているため、できるだけ加工されていない食品からとるようにしましょう。

・ビタミンB6を同時にとる
ビタミンB6はたんぱく質の代謝に欠かせないビタミンです。
そのため、たんぱく質をとる際は、ビタミンB6も必要ということになります。
ビタミンB6はマグロやカツオ、レバーなどに多く含まれているので、
これらの食品を積極的に選ぶと良いでしょう。

いかがでしたか?
毎日の食事のメニューを考えるのは大変ですが、家族、お子様の健康のためにも、今回解説した内容をぜひ参考にしてくださいね。

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