ペットを飼うのは子供の教育のため?そのメリットと気をつけなければならないこと

子育て 2018.5.26
ペットを飼うのは子供の教育のため?そのメリットと気をつけなければならないこと

■子供とペットを同時に育てるということ
子供と成長を共にするペット。小さな頃から一緒に遊び、人生の良き相棒となる姿を想像するだけで胸がときめきますね。
子供とペットを同時に育てることは、どのようなメリットがあるのでしょうか。

①家族の絆を深める
ペットを飼うことで、共通の話題が増えたり家族で同じ場所にいる時間が増えたりというメリットがあります。お世話をするために早めに帰宅し、結果的に家族同士の時間が増えるというデータも。
自由気ままにのびのびと過ごすペットと、ゆったりとした時間を過ごすことは理想的な生活ですね。
また、悲しいことですがペットは多くの場合人間より先に死んでしまいます。その悲しみを家族で共有し受け止め、かけがえのない経験をすることでより一層の絆も深まるでしょう。

②ペットが子供の心を癒す
学校で嫌なことがあったとき、お父さんやお母さんにこっぴどく叱られたとき、そっと側にいて慰めてくれるのはペットかもしれません。質問も否定もせずただ寄り添ってくれる身近な存在は、子供にとって友達や家族以上に大きいでしょう。子供の成長を見守り、安らぎを与えてくれる大事な相棒になるのです。

③自分以外の命を守ること、その大切さを知る
どんなペットも生き物です。食べ物を摂取し、排泄し、寝て、時には甘えたり嫌なことをされれば怒り、清潔な環境を保たなければ病気になり、そして年を取ります。それは我々人間と同じ、命が続く限り毎日繰り返される生命活動です。ペットは人間の助けなしに生きることはできません。両親に受けている愛を子供がペットに対して奉仕することで、命を存続させることの責任と思いやりを学びます。

■ペットを飼う時に気をつけなければいけないこと

①アレルギー
アレルギーの主な原因となるのは、ペットから出るフケや羽毛、ダニやフンです。ペットを飼育して可愛がろうと思った矢先に子供の健康に悪影響を与えてしまっては、元も子もありません。毛の抜けにくい、または毛の無いペットを選択することも視野に入れましょう。こまめなブラッシングやシャンプー、掃除を心がけ、空気清浄機の設置をお勧めします。

②感染症
今は予防接種が義務となり国内での発症は滅多にありませんが、狂犬病など恐ろしい病気を持っていることもあります。また、人間とは異なる寄生虫や細菌に感染しやすいことから、こまめな定期検診や予防接種は必ず行いましょう。

③しつけ
ペットが小さな子供を噛み、大怪我を追わせてしまう事故は少なくありません。動物は牙や爪など鋭利な武器を持った永遠の2歳児だと考えてよいです。おすわりや待て、伏せなど、最低限の意思疎通を図るコミュニケーションはしつけましょう。それでも動物は、興奮すればコントロールが効かないこともあります。悪意なくじゃれて事故を起こすこともあるでしょう。その場合の責任は、あなたにあるのです。子供の命を守ることはもちろん、ペットに対してもストレスのない生活空間を心がけ、必ず目の届く範囲でのお世話をしましょう。

■大切な家族として迎え入れる心構えを

ただでさえ手がかかる子供とペットの毎日のお世話、衛生面や経済面など、気になることがたくさんあります。しかし、ペットと言えど一つの命。情操教育のため、ではなく『家族の一員として』迎え入れる覚悟が大切です。さらに、ペットが子供のために我慢を強いられる、またその逆の場面もあることを忘れてはいけません。毎日の散歩、長期の旅行など、生活に制限が出てくることもあるでしょう。子供にせがまれて飼う、自分が好きだから飼う、どちらの場合も決定権があるのはあなたなのです。どちらも平等に愛し、人間側ができる限りの思いやりを持つこと。もしこれから飼うことを検討するのであれば、今までに飼った経験のあるペットを選択するのがいいかもしれません。様々な可能性やデメリットも考慮した上で、幸せな家族生活を送りましょう。

■ペットと共にする幸せな生活のお供に

ペットと生活する上で気になるのは、やはりアレルギーへの影響や汚れ・臭いなど衛生面です。除菌消臭剤『クレアス』は次亜塩素酸と純水で作られており、ウイルス対策や除菌消臭を目的に病院、スポーツジムなど幅広い分野で活用されています。弱酸性なので、小さなお子様やペットが誤って舐めてしまっても問題ありません。ペットのトイレや床掃除に活用すれば、除菌と一緒に消臭もできてしまう優れモノ。漂白成分は入っていないので、ソファや車のシートなど布にも安心して利用できます。ほかにもタバコの臭い、スポーツ用品、食器やシンクなどキッチン周り、感染症予防の除菌・空間消臭に効果のある非常に汎用性の高い商品となっております。快適な住空間をキープするアイテムとして、ご家庭に一つ常備してはいかが?

フリーライター:上原 愛

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