有酸素運動で痩せる仕組み!

レディース 2017.4.25
有酸素運動で痩せる仕組み!

いろいろある運動の中でも、脂肪燃焼が高いことで知られていて、誰でも手軽に始めやすいのが、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動ですよね。
でも、その有酸素運動で脂肪を効率よく燃焼するには、なぜ有酸素運動が痩せるかという仕組みを知ることが大事です。
その仕組みを知らないと、せっかく頑張って有酸素運動をしても、思うような成果を得られないことにもなりかねません。
そこで今回は、有酸素運動で痩せる仕組みについて解説したいと思います。

■有酸素運動がダイエットに良い理由は?

有酸素運動には脂肪燃焼に効果的というのはよく知られていますが、その理由はご存じですか?
実はこれには、体の中のエネルギー代謝の仕組みが関与しています。
体は糖や脂肪をエネルギー源として利用しますが、脂肪はそのままエネルギーとして利用されるわけではなく、
一度、分解する必要があります。
この脂肪の分解には酸素が必要なため、酸素を大量に体に送りこむ有酸素運動は脂肪燃焼に効果的というわけです。

 

 ■有酸素運動は20分以上しないと痩せない?

有酸素運動をしても、20分以上しないと痩せないというのもよく知られていると思いますが、
これにも体のエネルギー代謝のメカニズムが関与しています。
体の中の血管や筋肉には、いつでもエネルギーを供給できるように、糖が準備をしています。
そのため、運動を始めるてから10分ほどは、まずはこの、糖がエネルギーとして使われます。
運動が続くと、それだけではエネルギーが足りず、血液中にある脂肪も使われ始めます。
そして、運動開始から20分ほどたち、エネルギーが不足し始めると、
脂肪細胞として蓄積されている内臓脂肪や皮下脂肪が分解され、
それが酸素と結びついてエネルギーとして利用されていきます。
このように、エネルギー代謝にはプロセスがあるため、「有酸素運動は20分以上」と言われているのです。

 

■有酸素運動で痩せるには心拍数も重要

有酸素運動で痩せるためには、運動中の心拍数も重要です。
心拍数の高さは運動強度に比例するため、心拍数が高すぎると強度の高い無酸素運動になります。
最近は、心拍数を手軽に計測できるウェアラブルデバイスがありますが、
持っていない場合は「ニコニコペース」と呼ばれる、会話をしながらできるペースを目安にしましょう。

 

いかがでしたか?
難しい知識は不要ですが、ダイエットで思い通りの成果を出すには、
体の仕組みを知っておくととても役に立ちますよ。
これからの季節、有酸素運動が気持ちよくできるようになるので、スタートしてみてはいかがでしょうか?

< in Shape 一覧に戻る