正しく理解してる?むくみの原因!

レディース 2017.3.14
正しく理解してる?むくみの原因!

「朝起きると顔が大きい!」
「足がパンパンな上に重くてだるい・・」
こんな風に、むくみでお悩みはないでしょうか?
むくみは、太って見える上に、放置しておくと、むくみ太りまで引き起こしてしまう、美容や女性にとってはまさに大の敵です。
その、むくみの解消に必要なのは「むくみの原因」を正しく知って根本的なアプローチをすることです。
今回は、そのむくみの原因について解説しますので、むくみについて正しく知ってケアをしましょう。

■そもそも「むくみ」とは?

「むくみ」とは、リンパの流れが悪くなり、体の中に老廃物や余計な水分が溜まって起こる症状のことです。むくみの原因は、肝臓や腎臓などの内臓機能に問題がある場合を除けば、体の水分調整が悪い場合がほとんどです。
内臓機能に問題がある場合、むくみは病気の症状として現れますが、多くの人が経験しているのは、病気ではなく、体の水分調整が悪くて起こるむくみでしょう。

 ■むくみの原因

むくみの原因となる、体の水分調整の悪化は以下のような原因で起こります。

 ・塩分と糖質のとりすぎ
塩分と糖質の摂りすぎむくみの原因となります。まず、食塩に含まれるナトリウムが過剰摂取されると、体のナトリウムとカリウムのバランスが崩れてナトリウム濃度が高くなるため、体は、ナトリウム濃度を下げるために、水分をたくさん吸収し始めます。これにより、水分が細胞外に溜まってむくみとなります。また、もう一方の糖質は体内に水分を溜め込む力が強いため、糖質の摂り過ぎも、むくみにつながります。

・水分の不足
「水分はむくみの元」といって水分の摂取量を減らしていませんか?
水分の摂り過ぎはむくみの原因となりますが、その逆で水分不足もむくみの原因となります。 人間の体は、ほぼ水分から出来ているため、水分は体にとってもっとも重要なものです、そのため、水分の不足を感じるっと、体の中に溜め込むようになってしまうのです。
成人の一日当たりの水分の摂取の目安は、 1.5 リットルから2 リットルと言われています。
この量を下回ることが続くと、水分不足となってしまいます。

・お酒の飲みすぎ
お酒に含まれるアルコールには、利尿作用があります。そのため、排泄によって失った水分を溜め込もうとしてむくみにつながります。また、お酒とともに口にするおつまみは、漬物や塩辛、枝豆など、塩分の高いものが多く、さらにむくみを引き起こします。
さらにカクテルをはじめ、 お酒には糖質がたくさん含まれているものもあるため、 飲酒にはむくみの原因となることがたくさんあります。

・デスクワークや長時間の座りっぱなし
仕事のデスクワークや家事で長時間座りっぱなしになると、その姿勢により股関節が圧迫され続けます。股関節には、体の中でも大きなリンパが集中しているため、座った姿勢により股関節が圧迫されると、血行不良を起こし、むくみにつながります。

・日頃の運動不足
体の筋肉は、日常の運動や動作によって伸び縮みし、この筋肉の伸び縮みが、血管のポンプのような役割りを担って血流を促進します。そのため、日頃から運動不足で筋肉の伸び縮みの動きが減ると、血行が促進されず、むくみにつながります。

 
いかがでしたか?
むくみの原因は食生活だけでなく運動不足などライフスタイルにも隠れた原因がたくさんあります。食事と運動の両方からアプローチをしてむくみを解消していきましょう。

< in Shape 一覧に戻る