「気になる!」内臓脂肪を落とす方法.

メンズ 2017.3.21
「気になる!」内臓脂肪を落とす方法.

「メタボ腹」「ぽっこりお腹」このような言葉と一緒に「内臓脂肪」という言葉を耳にすることが多いかと思います。また、健康を気にしている方であれば、内臓脂肪は気になる存在ですよね。
でも、この内臓脂肪についてどうやって落とせば良いか詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?今回は内臓脂肪を落とす方法について解説します。

■体の脂肪には種類がある

「脂肪燃焼」「脂肪が増えた」というように、「脂肪」という言葉は日常的にいろいろな時に使われますが、実は体につく脂肪は一種類ではありません。
実際には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」があり、それぞれつき方や特徴が異なります。

■内臓脂肪と皮下脂肪はどう違うのか

「内臓脂肪」は、お腹の内側につく脂肪のことです。(さらに詳しく言うと、腹部で腸を包んで保持している腸間膜につきます)。内臓脂肪は、体温維持、内臓の保護といった重要な役割を持っていますが、血管に入り込みやすいという特徴を持っているため、糖尿病など生活習慣病の原因になるリスクがあると言われています。この内臓脂肪は、比較的、男性につきやすく、ついた場合も、運動によって落としやすいという特徴を持っています。
「皮下脂肪」は皮膚組織の下についている脂肪のことで、脇腹付近を指でつまんだ時につかむことができます。皮下脂肪は、比較的、女性につきやすく、一度つくと落とすのに時間がかかるという特徴があります。

■内臓脂肪レベル

内臓脂肪が多いか少ないかを判断するための基準となるのが「内臓脂肪レベル」です。
家庭用の測定器でも簡単に測ることができます。ここでは男性の内臓脂肪レベルの一般的な基準値を紹介します。

<内臓脂肪レベル平均>
20~29才;内臓脂肪レベル6
30~39才;内臓脂肪レベル8
40~49才;内臓脂肪レベル9
50~59才;内臓脂肪レベル10

■内臓脂肪を減らす方法

内臓脂肪を減らすには、運動と食事の両面からアプローチをするのが効果的です。
それぞれ以下の方法で行いましょう。

(運動)
内臓脂肪を減らすには、脂肪燃焼効果のある有酸素運動が効果的です。
ウォーキングやジョギングなどを「ニコニコペース」と呼ばれる、会話をしながらできるぐらいのペースで行いましょう。また、有酸素運動は20分以上行うことで脂肪燃焼できると言われています。基本的に20分以上を最低でも週3回は行うようにしましょう。

 

(食事)
内臓脂肪を減らすには、食事管理も重要です。
ただし、極端な食事制限はリバウンドや体調不良の原因となります。以下のポイントを押さえた食事をしましょう。


・まずは、腹八分目を意識する

腹八分は基本中の基本ですが、内臓脂肪を蓄積させないためには何よりも余分なカロリーを摂らないことが重要です。毎回の食事で腹八分を意識するようにしましょう。

・脂っぽいメニューは控える
唐揚げやラーメンなど、脂っぽい食事は内臓脂肪が増える原因となります。
毎日の食事メニューから揚げ物を控えたり、スナック菓子などの間食はなくすようにしましょう。

いかがでしたか?
内臓脂肪をつけないためには、ストイックなダイエットよりも、日々の生活習慣が重要になります。いつまでもかっこいいカラダでいるために、そして健康のためにも出来ることから始めていきましょう。

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